【詩】揺れる

%e6%8f%ba%e3%82%8c%e3%82%8b-01
揺れる

疲れて沈んだ体を横に向け、耳を澄まし問いかけた。
閉じていく意識の中で、この体を包む静けさと冷たさが
永遠に続くような気がした。
言葉では教えてくれなかった、この冷たい隙間に気づいてしまった。

目を開けた時に、そっと寄り添える温もりを、
この静かな空間に、「おはよう」といえる優しい音を
誰もがどこかで求めている。
それは依存ではなく、妥協でもなく、ただ知らぬ間に与え、与えられていく。
孤独、それが教えてくれた、温かさ。
気ずかされた、求めている事。
触れ合って、温め合って、人と人とは補い合って。

安らかな鼓動が聞こえる。
確かにそこにある優しさ中で、いつかは僕もすっと揺れていたい。

スポンサーリンク
スポンサーリンク