天気の子、おもしろくない!「君の名は」と比較し、ネタバレ・考察

新海誠監督、最新作2019年「天気の子」、上映から2ヶ月以上経ち、もうやっていないだろう、とあきらめらていた時、「まだやっている!」との情報がありました。

これは、「見ろ!」と言われているのだと思い、やっとのこと見に行ってきました!

上映から「1000万人動員!記録的なヒット!」との見出しを前日に確認していましたので、かなり楽しみにしておりました。

前回の「君の名は」の時は初回をみた時からかなりおもしろかったので、かなり期待です。

しかし!映画を見終えた感想は、残念ながら「君の名は」のようなおもしろさはなかったです

前半から、クダクダした展開が広がり雲行きは怪しかったのですが、結局途中で驚くような仕掛けもなくあっけなく終了。一緒にいった方も「おもしろくなかったね」と一言。

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「天気の子」、おもしろかった点

とは言っても、さすが!と思うような面白い点もありました。

「君の名は」のキャラ登場

なんと劇中に「君の名は」のキャラが登場してきました。

瀧くん

瀧くんは、立花のおばあさんの家にいる人として、登場しました。

声優も、神木龍之介くんであり、かなりテンション上がりました。

三葉

そして、デパートで買い物していると、スタッフで担当していたのが、三葉でした。

顔を一瞬みただけで、「三葉や!」と思いましたが、確信的な事に、頭に赤いリボンを巻いていたことや、ご丁寧にも名札に「Miyamizu」と書いていました。これに関しては「流石にヒント出しすぎ!」とは思いました。

三葉ではなく、四葉だった!

しかし!エンドロールを見て、思わずゾワっとするシーンがありました。

なんと劇中に登場した、三葉と思われる女性の名前が、「宮水四葉」として記載されていました!

「どういうこと!」とかなりワクワクしましたね。

瀧くんは、「君の名は」の最後のシーンに出てきたようなルックスだったので、デパートにいた女性は三葉のルックスで問題ないと思ったのですが。

なぜ、彼女は四葉だったのでしょうか?

ここにきて、「君の名は」の四葉の存在理由が明らかになるかもしれないと思いました。

名シーン再現

「君の名は」で印象的だった、東京の街並みのカットが確認しただけで1つは入っていたと思います。階段付近の街並みのシーンです。

テッシーも登場

おそらくですが、テッシーも登場したように思います。

テッシーに関してはセリフもなく、後ろ姿だけだったのでおそらくにはなりますが。出演したのは、マンションの中からカップルで夜の街並みを見ている様子です。

おそらく他のキャラも登場

おそらくですが、ローソンに就職したヤンキーなんかも登場していたかもしれません。ここに関してはいろいろ詳しく見ていってもおもしろそうです。

新津ちせも登場

最近何かと話題の新海誠監督の娘「新津ちせ」さんですが、映画に参加していたようです。最後の方ですが、「新津ちせ」のクレジットがありました。何に貢献していたかは知りませんが。

ただ、「新津ちせ」が人気になってきているのは、「新海監督のネームバリューではない!」とネットでみましたが、ここでの起用は、明らかな縁故のような気もしますし、それがスタッフにバレて、業界人に伝わっていくのではないかと感じました。まあ、いいですけど。

好演技!小栗旬

この映画を通して一番良かったのが、須賀役を演じていた小栗旬さんではないかと思いました。

別に須賀のキャラが良かったわけではなく、小栗旬さんの声優としてのスキルが良かったと思います。しっかりと立体感のある声で、大変聞きごたえがありました。

須賀という存在事態は微妙でしたけど。

花火のシーン

立体的に花火の中を上空ですり抜けるシーンは良かったですね!

天気の子、おもしろくない点

さて、ここから面白くなかった点です。

非現実的な描写が多すぎて、共感できない

前回の「君の名は」では、非現実的な中にある現実的な描写に打ちのめされましたが、「天気の子」は終始、非現実的「チープ」な表現の連続だったと思います。

警察からの脱走

特に終盤、警察から脱走するシーンはとても残念でした。

簡単に取り調べ室から逃げだし、さらに入口の守衛まで簡単にスルー。

なぜか、街中を逃げているとバイクに乗った本田翼が現れ、2ケツで逃走。あげく、華麗なドリフトを決め、水の中にツッコミ、その先には廃屋!

いやー、無理がありすぎましたね。かなりの興ざめでした。

そもそも物語にピストルが出てきている時点で、「なんかそれ現実的じゃない!」と感じます。

これらは、単純にラストの迫り来るクライマックスを演出したかったのでしょうが、緊迫シーンを作るために、無理に警察やバイクなんかが投入された感があり、ダメでしたねー。

進化していない映像美

新海誠監督といえば、映像美が売りみたいなところもあると思います。

「君の名は」では、映像美がすごかったです。特に山のシーンでは「絵ではない!」みたいな印象でした。しかも、映画館で見たわけではなかったので、今回はかなり期待しておりましたが、全然でしたね。特にはっと目が覚めるような映像美は感じられませんでした。

逆に映画館で見たのが悪かったのでしょうかね?

ストーリーの骨格・演出が「君の名は」と同じ

ストーリーの骨格・演出が「君の名は」と同じように感じました。

主人公同士で、名前を連呼し合う。

男が女を助けに行く。

オカルト的要素が入っている。

煙を跨ぐみたいな、古い儀式的な要素。

年齢が違った。

どれをとっても「君の名は」のような雰囲気がたくさんです。

そして、安易に感動を呼ぼうと、空中を舞いながら、ヒナに手を差し伸べるシーン。

なんかしっくりこないんですよね。

感動させたいから、このシーンを入れました感がすごかったです。

スポンサー登場が露骨すぎ

「君の名は」のヒットに伴い、「天気の子」でスポンサー契約をするのが簡単にできたのかはわかりませんが、露骨にスポンサー関係・商品名が登場していてかなり作品に影響を与えていたように思います。

ポテトチップス・チキンラーメン・ドンキホーテ・ローソン系、ヤフー(知恵袋)、ムー、その他にも明らかにスポンサーが絡んでいそうなシーンが目立ち、作品を邪魔していたように思います。

APAホテルはスポンサーになれなかった?

劇中に「APAホテル」らしきホテルの描写がありましたが、「APAホテル」は「APIホテル」になっていました。

これは、スポンサーになれず、さらに許可も得られなかったのか、真意はわかりませんが、少し気になりました。

寺のジジイが気持ち悪い

天気寺みたいなところで、昔の空と天気の巫女についての話を聞くシーンがあるのですが、なにせそのジジイが汚い!

そこ、なんでそんなキャラにしたの!と疑問をいだきます。

主人公のビジュアルが好きになれない

「君の名は」に登場した、瀧くんも三葉も整った顔ではなかったけど、好きになれました。

しかし、穂高とヒナのビジュアルはなんか好きになれませんでした。

これはキャラのせいかもしれませんし、声優のせいかもしれません。

弟の凪に関しても好きになれませんでしたね。

警察官の髪型がリーゼントで変

結構重要な役割になってくる警察官の髪型がリーゼントになっていて違和感しかなかったです。

シリアスなのか、ふざけているのかわかりません。

走っている姿が相変わらず気持ち悪い

「君の名は」でもそうでしたが、走っている姿が相変わらず、気持ち悪く、遅そうでした。

「天気の子」は穂高がかなり長い間走っている姿がありましたが、とことん変でしたね。

「走り方!」と言わざるを得ませんでした。

走りを描くのが難しいのでしょうか??

「天気の子」、謎・わからない点

「君の名は」に続き、天気の子でも謎の点が何個もありました。

タイトル「Weathering With You」

天気の子のサブタイトルに「Weathering With You」というのが表示されています。

単純に天気の子なら「weather child」とか「the child of weather」だと思うんですけど。

ですので、「Weathering With You」にした真意を探しながら見ていたんですけど、特に何も思わなかったですね。

「Weathering With You」の真意はわかりませんが、今の段階で、「Weathering With You いる?」という感想です。

お母さんと入れ替わった天気の巫女

冒頭で、ヒナがお母さんを見とるシーンがありました。

その際、お母さんのベッドに、勾玉水晶のような天気の巫女の証的なキーホルダーがありました。

そして、ヒナはこれをずっと所有している事になります。

おそらくですが、お母さんも天気の巫女であり、死ぬ事でヒナにその力が引き継がれたのでしょう。

中学生が見た雨雲

中学生が路地裏で大きな雨雲の塊を見つけるシーンがありました。

そこで変な魚を見つけたりするのですが、あれはいったい何だったのでしょうか?

ワンピースのダンスパウダー的な感じで、晴れになった代わりに、一部で歪みがおきて、集中するみたいな表現なのかとは思いましたが、よくわかりませんでした。

あの魚も何が言いたかったのかわかりませんでした。

感想

以上が、天気の子を見た感想です。

いやいや、1回見ただけで感想こんだけ書くって、どんだけ集中してみてんねん!大好きか!って感じですよね。

確かに!「天気の子」はおもしろくない!という感想ですが、新海誠さんのファンでなのでしょうね。新海誠展もいきましたし。

今回はオカルト雑誌「ムー」が全面的に出ていましたが、「君の名は」でもオカルト研究部がありましたし、新海さんはオカルトが好きなんでしょうね。

今回の感想は、1回映画館で見ただけの感想ですので、勘違いもあるかとは思いますので、その点あしからず。

ただ、よく見るとこんな深い話で、こんな事につながっていて!みたいな伏線がいろいろあるのかもしれません。

でも、初回でそこに興味を持てなかったのは、やはり作品としては弱いと感じます。

「君の名は」では、「あそこのシーンもう一回みたい!」と、一回目から純粋に作品を評価した上で、さらに、伏線に辿り着く感じでしたので。

天気の子は、「おもしろかったね!」ではなく、「おもしろくなかったね」という感想からのスタートです。

でも、ロードショーがあったら録画してもう一度見てみたいとは思います。

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