こんにちわ。
サンデーうぇぶりという媒体に掲載されている、アニマル・パニック・ホラー「ジンメン」という漫画の11巻を読んだので感想です。
ちなみに気持ち悪い画像もあるんで苦手な人は他の記事へ今すぐいってください!!
目次
ジンメン11巻登場!
これから、終盤に向かうのか、新たな展開があるのか、そして、今回はツチグモとマサトの父親も出てくるようなので楽しみです!
率直な感想
11巻は良かったですね!最後だけ!というか豚エンチョーの豚の話だけ!
ツチグモもマサトのお父さんも、正直微妙な展開でした。それでは詳しくみていきます。
今回、新たに分かった事
今回、新たに分かったことは以下の事です。
- 中田さんが、ゾウのジュウメンであり、マサトと同じ実験体であった
- ジンメンの中には、動物を洗脳する能力を持つものがいる
- 人化獣という、完全な人に変態できる動物がいる
マサトとお父さん
マサトのお父さんが出てきましたが、とても冷酷な存在として登場しました。
マサトのお父さんはジンメン計画の責任者です。
ジンメン計画は人類を少しでも良い未来へ導く為の研究であり、お父さんからすると、マサトはその実験体に過ぎませんでした。
親子でもなければ、味方でもない、ただの観察者にしか過ぎないのです。
まるで、碇シンジ君のようでしたね。
そして、中田さんなどにも指示をしていて、全ての元凶であるといっても過言ではありません。
しかし、豚エンチョーにジンメン計画の情報を聞き出す為に拷問されて、今や口しか動かせない状態になってしまっています。
そして、豚エンチョーにより、ジンメン計画は人類の支配へと変わっていきました。
ツチグモ再登場
ここにきて、ツチグモが再登場です。
なんと他のジンメンのゾンマーやフリューリンクも吸収して、さらに異形に磨きがかかりました。
ただ、迫力はありましたが、必要な登場だったかと聞かれれば、なんだか微妙な感じです。すぐいなくなるし。
ツチグモのインパクトを持ってきたかったんでしょうか。
ジンメンを操るジンメン
ジンメンの中には、ジンメンを洗脳する能力を持つものがいるようです。
マサトと豚エンチョーはその能力を持つのですが、マサトの方が操る力は強いですが、操る相手に多少なりとも知能がないと無理のようです。
しかし、豚エンチョーは知能がない動物も操る事ができるので、ツチグモなんかも操る事ができるようです。
操る条件は、近くにいる時のようなのですが、豚エンチョー射程範囲にやや疑問が残ります。
がんばれ中田さん
中田さんは、今回は大活躍でしたね。
なんと中田さんは、象の獣化人間(ジュウメン)の実験体であった事がわかりました。
そして、かなり強いです。
今まで、危機が訪れる事が多々ありましたが、ここにきて本領を発揮した事に、読者からのツッコミ防止(大事な事です)の為にきちんと、理由を説明してくれていました。
中田さん曰く、獣化する事で記憶が薄れていくらしいので、その為に温存していたようです。
この言い訳が、後の何かに繋がっていればアッパレですが、繋がっていなければ、ヤレヤレですね。
そして、ゾウになった中田さんも操られてしまいます。
しかし、マサトの呼びかけで間一髪意識を取り戻しますが、その時に豚エンチョーを一気にひねり潰せたようにも思えたので、少し引っ掛かりましたね。
人化獣・延田剛
ジンメンの反乱は、ジンメンの研究員であった延田剛(のぶた・ごう)という研究員から始まりました。
延田剛とは、延田グループのCMをしている郷ひろみからきたのか、野比のび太と剛田武からきているのか、などと憶測しましたが、まあ、答えはわかりません。
ある日、豚として生活していた豚エンチョーは人化獣製造の実験体にされました。
そして、完全に人に変態する事のできる人化獣になりました。
って、豚エンチョーのアレでかないですか…無駄に…
ちなみに、一番最初にゾウのハナヨに殺されたのが延田剛らしくて、ここは伏線回収としてグッド!ですね。
ジンメン計画のおさらい
ここでジンメン計画のおさらいをしておきます。
ジンメン(人面獣)
ジンメン(人面獣)は、いつかは肉体に限界がくるであろう人間にかわって、この世界に生き延びれるよう、人間のような顔と知識を持つ事でコミュニケーションを測れるようにと作れられた動物です。
ジュウメン(獣化人)
ジュウメン(獣化人)とは、動物化する事でジンメンとのコミニュケーションをとり、円滑に人間からジンメンに主導権を渡す為に作られた人間です。
人化獣
豚エンチョーのように、顔や知識だけではなく、完全に人間に変態できる動物。
悲しき豚エンチョー
もう、豚エンチョーは追い込まれて、瀕死の状態ですが、その中で豚が豚エンチョーになるまでの描写がありました。
豚エンチョーも実はジンメン計画の被害豚でした。
人化獣の実験体の豚として抜擢された豚エンチョーは、たまたま動物を洗脳する事ができる能力を身につけたのです。
このシーンは良かったですね。
都合よく、都合よく、どこまでの人間の都合で作り替えられていく豚。
豚にも家族がいた
当たり前の日常があった。
非常に良い描写だと感じました。
おまけページ
今回は、悪戯程度ですね。
ジンメン12巻 発売日
ジンメン12巻の発売日は、2019年7月12日頃発売予定です。
もはや、もう終わりじゃね?って思うほど終盤感が出てきましたね。
しかし、次回で完結ではないようです。
見た事ないジンメンも出てきていますので、そこからどうなるか…でも、これ以上の深い展開は難しそうな気もしますが…
できれば長く続けば嬉しいとは思っています。
感想
今回の巻で、豚エンチョーがジンメン計画の起源であり、ラスボスという事は間違いなさそうです。
「計画はまだ序盤。実験はまだ続く。ジンメンは溝の外に出てからが本番」
このセリフに期待したい思います。
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