こんにちわ。
ワンピース第937話「おいはぎ橋の牛鬼丸」を元にした「ネタバレ・考察・伏線」になります。ジャンプを読んでないコミック派の人はネタバレがあるかもしれないので、閲覧要注意です。
表紙考察(扉絵)
ワンピースファンなら誰でもやる、表紙でのヒント探し。
まあ、特に何も思いついてはいませんが、気になったところはさらっと触れておきましょう。
planning new adventures
まずは、わかりやすいところで「planning new adventures」の文字が見受けられますね。
単純に訳すると、「次の冒険を計画中」という感じでしょうか。
英語を覚えたての中学生のように、何かとにかく英語を描きたかったのでしょうか…
ウソップは頭にエルバフ的な冠を被り、ルフィは海賊王的なマントを着ていますね。
ひょっとするとこれは、海賊王への航海が終わった後の事でしょうかね。
まあ、違いますよね。仲間も少ないし。
ロゴに注意
今回のロゴはいつもの麦わらマークのロゴではありませんね。痩せ型の髑髏に、帽子に白いフワフワしたものがついています。
さらに、ここに登場する動物の帽子にも同じように白いフワフワがついていますね。
閻魔の文字
今回の表紙には色々とヒントであろう英語が書かれていますが、雄一解読できるのは、ゾロが見ているものに「閻魔」の字が見受けられます。
閻魔と言えば、あの地獄の閻魔様でしょうか…舌でも抜かれるのでしょうかね。
おいはぎ僧兵 牛鬼丸登場
ゾロの前に、おいはぎ僧兵・牛鬼丸が登場します。
「おいはぎ」とは、通行人から物を奪う略奪行為ですね。困ったもんです。
しかし、その牛鬼丸が何やら重要そうな事を口走ります。
リューマの黒刀「秋水」
リューマは数百年前に死んだ侍で、いかなる手合いも一閃の内に斬り伏せたという生涯無敗の大剣豪との事です。
都の空に現れた竜をも斬り捨てたという話。
リューマは、数ある剣豪伝説の一つで、ワノ国の「刀神様」として、名刀「秋水」と共にお堂に祀られていた「国の宝」だそうです。
「秋水」は黒刀であり、リューマの歴戦にて成った刀、との事です。
果たして、「成った刀」とは、どういう意味なんでしょうか…
戦いの中で成長していくという話はよく耳にしますが、それはあくまで人間の話であり、刀が成長するなんて事はないですよね。
そして、黒刀と言えば、ミホークの剣ですよね。
ミホークの剣は、和刀というよりは、欧風なんですけどね…
ワノ国のモデルは黄金国ジパング?
牛鬼丸は秋水の事以外にも気になる事を言います。
「大昔、ワノ国が黄金の国と世界に認識されていた頃」との描写がありました。
今の若い世代の人にその考えがあるかはわかりませんが、私の子供頃はよく、「黄金の国ジパング」というようなテレビ番組があったように思います。
その「黄金の国ジパング」というのは、東方見聞録という、1200年代にイタリア地方のマルコポーロという人が書いた旅行記に書かれている表現になります。
その中で、「黄金の国ジパングには、莫大な金があり、王の宮殿は金でできている」と書かれていたそうです。
その宮殿というのは、岩手県にある中尊寺金色堂に当たるという説もありますが、日本が黄金で溢れていたなんて事実は歴史的にもなさそうな感じはありますので、誇大表現であるという話でもあるようです。
ワノ国のモデルは日本だとわかりますので、このワノ国の黄金設定は、「黄金の国ジパング」から来ている可能性はありそうですね。
人斬り鎌ぞう
ゾロと牛鬼丸が戦っているところに、突然「花の都のお尋ね者 人斬り鎌ぞう」なるものが登場します。
人斬り鎌蔵は、無差別な辻斬りらしいです。
辻斬りとは、自分の腕を試す為に、通行人に勝負を挑んでいく事らしいのですが、だいぶ迷惑な行為です。
そして、ゾロ、窮地。
果たして、牛鬼丸・人斬り鎌ぞうは一体何者なのでしょうか。
毛が長いのが気になりますね。